BMW 320d Touring M sport
第6世代3シリーズ、F30系3シリーズのワゴン(BMWの表現だとツーリング)。ドイツのミュンヘン(München)、レーゲンスブルク(Regensburg)製。BMWの中心工場ですね。
全長4,625mm、 全幅 1,800mm、 全高 1,460mm
ホイールベース 2,810mm
X5のように巨大でなく、でも1シリーズのように小さすぎないものとしてやはり3シリーズはとても良いですね。
2つ上の写真とアルミホイールが違いますが、この写真は純正18インチのMスポ仕様。上のものは16インチスタッドレス用です。
先代E90系3シリーズより、全長が93mm、ホイールベースが50mm伸びています。
正面より。現行3シリーズよりキドニーグリルが大きすぎず、とても良いバランスに感じます。
リアの様子。この辺のデザインはどのモデルもあまり変わりません。
ハンドルまわりです。必要にして十分な機能が備わっていますが、X5と比べると、電動ヘッドレスト調整がないとか電動テレコピックがないなど、各所でチョイチョイ機能が減らされています。まぁ、無くても支障がないものばかりですが。
BMWの基本に忠実なインパネ。3シリーズが、5と同じ機能を持っている方が変ですし。
8速AT、快適です。操作ノブはX5とほぼ同じ。
このスピードメーターとタコメーターが同じ大きさ、というBMWのデザインが大好きです。
夜間照明はお約束のアンバー系
下部に小さなディスプレイが組み込まれていて様々な情報を表示できます。最近の欧州車は全面がディスプレーになって、メーターも画面表示、というものも増えていますが、自分はこの程度の画面が一番バランスが良いと感じます。
エンジンです。形式:N47D20C。直列4気筒ディーゼルターボエンジン。排気量2.0L (1,995 cc) 。ボア×ストローク 84.0 × 90.0 mm。 最高出力135 kW (184 PS) / 4,000 rpm 。最大トルク380 Nm (38.7 kg・m) / 1,750-2,750 rpm 。レブリミット5,000 rpm

このN47系エンジンは出力や用途によって様々な種類があります。マイナーチェンジ後はB47系に換装されました。

ステアリングのオートクルーズ系のスイッチ。前車追随モード、前方衝突回避、最高制限速度設定、レーン逸脱警告モードなどがあります。

オーディオや電話などのスイッチ類。

オート クルーズの動作画面。スバルの最新アイサイトなどに比べると、おもちゃみたいに感じますが、欧州車はオートクルーズ自体の歴史は古く、確実に洗練されてきていることを感じます。
バックカメラ。360度全周カメラはつきませんが、これで十分すぎるほど十分です。
そうそう、走行モードが選べます。
スポーツモードにしたところ。まぁ、シフトパターンが変わる程度のようですが。

相変わらずの照明スイッチ。左の2つはフォグとリアフォグです。

代を重ねるたび、ナビゲーションも確実に進化してきました。輸入車とは思えないほど。

このF31には、 パワーテールゲートがついています。はじめは「バックドアが電動で動いて何が便利なの?」と思っていましたが、 使ってみるとやっぱり便利です。
運転席からパワーテールゲートを操作するスイッチ。誤操作を防ぐためかなり奥にありますが、その配慮は必要です。

テールゲートを開けたところ。実はこのF31のテールゲートは2柔構造になっていて、ガラスハッチだけでも開けられます。ギリギリ狭い駐車場などで荷物を入れるとき便利です。

トランクスペース。決して広くはありませんが、十分なスペースです。
BMWを所有するたび「これを使いこなしていないな」と思ってしまうトランクの床下にある収納スペース。もちろんあった方がうれしいのですが、荷室に一つでも荷物があると取り出せないため、どうも上手に使えません。
床下収納スペースがもう一つあります。ここも上手に使えません。おそらく緊急時の三角版を置くのにベストなものだと思いますが・・・。
BMWのお約束「5ドア車を買うと、貨客分離トノカバーと、荷崩れ防止用ネットがついてくる」というヤツです。そんなにお上品に荷室を使わない自分は、これらのものは全く使わないので、即座に自宅物置に直行、になります。つくりがしっかりしていて、重量もかなりのものですので。
Mスポ仕様ですので、社交は低く、前後径の異なるタイヤなど、BMWオタクが喜ぶMの小技がたくさん。いたるところにあるMマークもお気に入り。
ボンネットのマスコットワッペン。次デザインが発表されていますが、個人的にはこのデザインが大好きです。